ねじりコイルばね
ねじりコイルばねとは
ねじりコイルばね(トーションばね)は、コイルが中心軸まわりにねじれることで“回転方向の力(トルク)”を生み出すばねです。圧縮コイルばねや引張コイルばねと違い、回転や回帰運動を制御するのに適しています。

ねじりコイルばねの特長
1. スムーズな回転動作と戻り力
アーム(ばねの端部)に回転方向の力が加わると、コイルがねじれ、反発トルクが生まれる。圧縮コイルばね・引張コイルばねが直線的な動きに対して働くのに対し、ねじりコイルばねは回転する部品の戻り動作に適している。軸やヒンジに取り付けて、回転した部品を元の角度へ戻す動きが得意。扉やレバーなど、回転軸を中心に往復する構造に適している。
アーム(ばねの端部)に回転方向の力が加わると、コイルがねじれ、反発トルクが生まれる。圧縮コイルばね・引張コイルばねが直線的な動きに対して働くのに対し、ねじりコイルばねは回転する部品の戻り動作に適している。軸やヒンジに取り付けて、回転した部品を元の角度へ戻す動きが得意。扉やレバーなど、回転軸を中心に往復する構造に適している。
2. 設計の自由度が高い
巻き数、アームの角度・長さ、線径などを変えることで、トルク特性を調整可能。 動作角度やばね定数(ねじり剛性)も用途に応じて設計できる。
巻き数、アームの角度・長さ、線径などを変えることで、トルク特性を調整可能。 動作角度やばね定数(ねじり剛性)も用途に応じて設計できる。
3. ダブルトーションばねという種類も存在
ねじりコイルばね(トーションばね)を2つ直列に結合させたばねです。同じねじり角度で、通常のねじりコイルばね2個分のトルク(ねじりの力)を発生させることができます。
ねじりコイルばね(トーションばね)を2つ直列に結合させたばねです。同じねじり角度で、通常のねじりコイルばね2個分のトルク(ねじりの力)を発生させることができます。
4. コンパクトに組み込める
回転軸の周りに巻くため、省スペース設計に適しており、機構内部にも収まりやすい。
回転軸の周りに巻くため、省スペース設計に適しており、機構内部にも収まりやすい。
<注意点>
過度のねじれには注意
設計トルクを超えるねじれで塑性変形を起こすと、ばね性能が低下。
取付け方向の指定が重要
巻き方向(右巻き/左巻き)とトルクの方向が合っていないと、ばねとして機能しない。
過度のねじれには注意
設計トルクを超えるねじれで塑性変形を起こすと、ばね性能が低下。
取付け方向の指定が重要
巻き方向(右巻き/左巻き)とトルクの方向が合っていないと、ばねとして機能しない。
一般的な材質
硬鋼線(SW-C)、ピアノ線(SWP-A、SWP-B)、ステンレス鋼線(SUS304-WPB)
主な用途
ドアラッチ用、車の窓の手動式開閉用、建機のクラッチ部用、農機具・チェーンソーのスターター用、ロールスクリーン・ブラインド用、鉄板焼き道具の蓋の開閉用、アシスト用いす用、簡易設置水洗トイレの扉用
ねじりコイルばねに関するよくある質問
製作可能な線径は何mmでしょうか?
φ0.6mm~φ6mmです。